こころやのあゆみ
平成12年 仙台市より市民宅(築46年)寄贈の上、精神障害者社会復帰施設に利用することを、谷中
輝雄(白百合女子大学教授)が打診を受け、設立活動を開始。
平成13年
1~3月 博英舎運営委員会を設置。具体的な活動の準備に入る。
3月12日 第1回運営委員会開催。社会復帰施設任意団体名を「博英舎」と決定、あわせて小規模作業所
運営を決め「心や」とする。心やの職員を決定。活動財源は運営委員会の寄付、コンサート事
業等で確保の方針を決定。準備に入る。仙台市に補助金交付申請。
3月20日 博英舎発会式(精神保健福祉関係者20名参加)
5月 1日 博英舎運営に伴なう、仙台市への小規模作業所補助金申請作業を検討し、仙台市との折衡を
進める。
5月28日 仙台市より生活支援センター、授産施設運営の委託の話あり。(場所、建物は提供する=石
名坂仙台市救急センター跡地)
6月 1日 広報誌トリノス創刊号発行、仙台市に小規模作業所交付金申請、コンサート委員会発足。活
動を始める。
6月15日 小規模作業所「心や」開所式。活動開始
9月 法人格取得の方法について検討。仙台白百合女子大の法人の名で申請の方針を進めたが、仙
台白百合女子大の法人格取得が1年遅れるため単独で法人格取得をすることに決定。仙台市
の指導で法人設立の準備に入る。法人設立準備委員会結成(代表 石郷岡泰)
10月 石名坂仙台市救急センター跡地を精神障害者社会復帰施設(生活支援センター、授産施設)
を運営・受託することを仙台市に伝える(仙台市との契約)代表:谷中輝雄。法人組織化を
仙台市から奨められる。法人趣意書、資金調達活動開始
11月~ 法人趣意書(運営委員会:谷中輝雄)委員会宛送付、法人活動の具体的準備に入る。寄付金
集め(H14年10月~12月)12月7日コンサート(福祉大音楽堂)
平成14年
法人格取得活動(準備)(法人開設日程 平成15年4月1日)
3月31日 職員新人採用
5月~6月 法人運営・予算・人事・求人・機具機材の購入等具体化し活動を進める。法人設立準備委員
会
9月 法人名を「あおぞら」に改称。法人設立準備委員 石郷岡泰、谷中輝雄らによる資金調達及び
出資金の依頼活動開始(法人設立準備委員会結成後は募金活動は不可=仙台市の指導)
10月 法人開設に向けての準備活動進展する。(出資金依頼、趣意書、定款、事業計画、職員、各
リースの件等)
11月21日 コンサート ピアノデュオ(仙台市青年文化センター)開催
平成15年
1月 存続団体「博英舎」とは別組織とする。「あおぞら」代表:石郷岡泰 代理人:谷中輝雄
2月13日 石郷岡代表逝去に伴い、「あおぞら」代表・設立準備委員長に谷中輝雄就任
3月19日 社会福祉法人「あおぞら」設立 理事会開催。
4月21日 社会福祉法人あおぞら法人登録に伴い博英舎に属していた法人設立委員会活動は閉じる。
11月 存続団体「博英舎・心や」代表に大平常元が就任。谷中輝雄代表辞任
平成16年
体制刷新と施設運営の円滑化。菅井徳行 心や事務長(施設長)就任
平成17年
8月 高橋幸大が指導員として入所
9月 菅井留美子 心や施設長就任
平成18年
2月 山家諭が指導員として入所。菅野郁生 心や施設長代行就任。
9月 安藤申直が心や副施設長として入所
平成19年
3月15日 法人格取得「特定非営利活動法人博英舎・こころや」
4月 「博英舎・こころや」の法人事業開始。「こころや家族会」発足
5月 英国出身アナマリー先生によるイギリスクッキー教室開講
6月17日 法人設立記念式典・記念講演開催(於:艮陵会館)
=基調報告=
①障害者小規模作業所の現況について(宮城県精神障害者共同作業所連絡会 釣舟 晴一 先
生)
②病院と施設の連携のあり方について(宮城県立精神医療センター 小高 晃 先生)
=記念講演=
①回復を目指してわが子とともに歩む―アドヒアランスについて―(神奈川県厚木市家族会
「フレッシュ厚木」上森得男先生)
平成20年
2月17日 第1回こころやフォーラム開催(於:博英舎・33名)精神科救急医療の現状
①都立墨東病院における精神科医療(東京都立墨東病院・精神科 医師 源田 圭子 先生)
②仙台市の救急の現状(仙台市救急ステーション救急救命士 菅野 和久 先生)
3月 施設家屋2棟改装(内装・耐震工事 )
5月 自死予防研究事業の一環として電話相談事業開始(こころや「いのちの電話」相談室開設)
6月17日 第2回こころや市民フォーラム開催(於:艮陵会館 44名)
「こころや市民フォーラム」― ペレジバーニェ「精神医学から見た近年の学生相談の現
状」
①精神科救急の現況=東北大学保健管理センター精神科救急の現況と宮城県における自殺の
現状 =(東北大学高等教育開発推進センター 精神科 准教授 保健管理センター 健康診断
班長 学医 山崎尚人先生)
②「宮城県における自殺の現状」(宮城県保健福祉部障害福祉課 在宅支援班 主任主査井上
三千代先生)
平成21年
3月29日 第3回こころやフォーラム開催(於:仙台市民会館 視聴覚室 33名)精神保健救急の問題
=自死予防への手がかり=
①仙台市の自殺対策について(仙台市健康福祉局健康増進係長 小林浩子先生)
②大学生の心の悩み(東北大学高等教育開発推進センター学生相談室相談員教授 吉武清實
先生)
30日 せんだい・みやぎNPOセンター「みんみんファンド」の助成により「こころや通信特集
号」を発行
4月 1日 山家節子が指導員として入所
平成22年
1月30日 第4回こころやフォーラム開催(於 仙台市民会館 会議室)
①自死予防研究連絡会の発足にあたり(NPO法人博英舎・こころや 理事長 大平 常元)
②家族会交流について(家族会代表 菅野 郁生 氏)
2月27日 第5回こころやフォーラム開催(於 仙台市市民活動サポートセンター)
①電話相談の現場から見えてくるもの(はあとぽーと仙台 小林 敦子 先生)
②こころを聴く(仙台いのちの電話 田中 昤子 先生)
11月20日 第6回こころやフォーラム開催(於 青年文化センター エッグホール)
①仙台グリーフケア研究会の活動について~未来のセーフティネット:子どものこころのケ
ア~(仙台グリーフケア研究会 高橋聡美 先生)
②「こころや家族会」と「こころや」の活動について(NPO法人 博英舎・こころや 理事長
大平 常元)
平成23年
3月15日 NPO・協働社会推進班より定款変更の認証を受ける。
4月 就労継続支援B型事業所「こころや」開設
菅野庸子、建尾リン、中村節子が調理員として入所
4月 18日~20日震災支援のためのボランティア団体「JINSプロジェクト」と共に被災地映
画上映会(亘理町立逢隈小学校体育館、岩沼ビッグアリーナ、仙台市若林区集会所、亘理町
特別養護老人ホーム第二日就苑、仙台市若林体育館)と支援物資配布活動に利用者、職員
共々一緒に参加。
10月 こころや施設長 安藤 申直 退職 亀山 久夫 こころや所長就任
平成24年
8月 後藤 正則が指導員として入所
平成25年
5月 宮城県共同募金会より福祉車両(トヨタVOXY)の寄贈を受ける
平成26年
5月 八巻 真哉が指導員として入所
10月 災害支援事業「仙台災害支援問題研究会」発足
11月 亀山 久夫 こころや所長退任(相談役となる) 後藤 正則 こころや所長就任
30日「仙台災害支援問題研究会」の一環で宮城県南三陸町を視察訪問
平成27年
11月 28日~ 29日「仙台災害支援問題研究会」の一環で福島県を視察訪問
平成28年
2月20日 第7回こころやフォーラム(於:仙台市市民活動サポートセンター)障害者差別解消法がは
じまります 共に考える-教育・医療・福祉の立場から-
①精神障害者の就労について一緒に考えましょう(東北大学大学院医学系研究科保健学専攻
看護学コース精神看護学分野准教授 吉井 初美 先生)
②解消法が私たちにもたらすもの~当事者として地域の一員として~(東北学院大学非常勤
講師・NPO法人ゆにふりみやぎ理事長 伊藤 清市 先生 )
③「障害のある人々への合理的配慮:教育におけるテクノロジー利用の観点から(東京大学
先端科学技術研究センター人間支援工学分野准教授 近藤 武夫 先生)
3月 八巻真哉 退職
上野隆が指導員として入所
新ホームページ公開 <http://hkokoroya.wixsite.com/home>
4月 こころや規程改正作業に着手(~10月)
7月 日本の福祉施設見学として英国より学生来訪(東北公益文科大学大学准教授 菅井マリー先
生帯同)
9月 亀山 久夫 退職(ボランティアとなる)
11月 遠藤 満里子が指導員として入所
障害者施設支援システム導入[wiseman](サービス管理責任者の入所者情報一元管理)
平成29年
3月18日 法人設立10周年記念式典・講演会(於:艮陵会館)
記念式典
①こころや10周年-こころやの今、これまでのあゆみ-
②勤続10年職員表彰(高橋幸大・山家諭)
記念講演
①あなたの意図が地域という“場”の文化を創る 岸事務所代表 岸英光氏
4月 日本の福祉施設見学として米国留学生2名来訪(菅井マリー先生帯同)
平成30年
3月 山家 諭(職員)「精神保健福祉士」取得
4月 AED導入・職員4名が上級救命講習修了のうえ初動救命活動開始
8月22日 定款変更の認証取得
平成31年
3月 6日 加藤彰悟 学生ボランティア終了( →大学卒業に伴い「ボランティア」となる )
20日~29日 こころや展(作品展示会) 於:伊達海鮮・ギャラリー(青葉区花京院)
21日 後藤正則(所長) 退職
令和 1年
5月 橋本博美が指導員として入所
阿部三直がボランティアとして登録
6月 亀山久夫コーチングボランティア退任(逝去のため)
令和 3年
2月15日~26日 こころや展(作品展示会) 於:伊達海鮮・ギャラリー(青葉区花京院)
3月 高橋幸大(職員)「精神保健福祉士」取得
令和 4年
5月16日 大平メンタルクリニック閉院に伴い、協力医療機関が「あおばの杜診療所」に変更
9月30日 建尾リン(調理員)退職